1. |
ライフ
02:43
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合図で駆け出して耳を澄ます
「１，２，３ もういいかい？」
チクタク長針がぐるり 気付けば
夕暮れ また明日
時が流れて君は窓から月を眺め
「どこにゆくの？」と呟いて 目を瞑った
時間を重ねてまた一つ息吹を繋いでいく
怖いものはないよ いつだって
重ねた思い出が教えてくれるよ
「何処にも置いて行かないよ」って
あれから少しして息が切れた
１，２，３歩 動けない
チクタク秒針を見つめていたら
君はまた走った
時が流れて僕は大きく息を吸って
「ここに行こう？」と問いかけて 地図を指し
目指すは重ねた思い出を待たせたあの場所
何処に寄り道したっていいさ
重ねてまた一つライフが続いていく
何に怯えているの？
声もなく歩く歩くひたすらに
教えてあげるよ あと少し
重ねた思い出を待たせたこの場所
怖いものはないよ 今でも
重ねてまた一つライフが続いていく
何に怯えているの？
声上げて笑う いつかしたように
教えてあげるよ この先も
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2. |
プルート
03:38
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昨日のこと 濡れた僕が 生み落とされたのは
懐かしい匂いがする 色白い手の平
夜が明けると寂しいから
似合わない形選んだりしてる
こっそり並べてもあとで気づくさ
空と同じ色の魔法にかかっている 今夜は
軌道の外 暗い海で 取り残された子は
懐かしい匂い辿り 広い星へ漕いだ
宙と同じ色の魔法にかかっている 今夜
夜が明けると寂しいから
生温い風に身を委ねている
もうすぐ この雨の理由に気づく
海の底で一人 膝を抱えて泣いている
いつか出会えるまで呼吸は苦しいまま
もしも夜が明けると寂しいなら
光の届かないここにずっと居よう
こっそり隠れても見つけてあげる
夜が明けると寂しいから
……
ゆっくり逆さまに満ちてく月
昨日のこと 濡れた僕が 生み落とされたのは
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3. |
ufo
04:09
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噂で今聞いてきたんだ 秘密にしてね
南の空決まった時間光りだす円盤
今夜見に行こうよ手袋は忘れずに
首からカメラぶら下げてさあ
ふわふわふわ見てよ宙に浮かんでる
消える前に捕まえてきてよ
屋根に飾って見せびらかすの
見失う前にほら早く！
これから先の事とか知らない
踵返すよりかマシでしょう
いつの間にか朝が来てるみたい
眠いからひとまず任せるわ
あきれ顔で誰もが言うよ 「どうせ無理だよ」って
今夜でひと月になるけど追い付けないよ
君だって疲れてきたでしょう ねえ
ふわふわふわ今日も宙に浮かんでる
消えるときはそれでも来るから
屋根に登って腕を伸ばせば届きそうなのに
もどかしい！
いつまでそこでじっとしてるの
空元気でいいから手を貸して
思い切って肩に足を乗せて
いちにのさんでジャンプ ほら届く
おかしいな 飛んでるのに 中はもぬけの殻
飛び出そう怖いけど スイッチオン！ 今すぐ
ふわふわふわ見てよ宙に浮かんでる
人も街もおもちゃみたいだね
おうちもだんだん見えなくなって見失っちゃった
どうしよう？
向かう先にはなんにも見えない
踵返す方がマシでしょう
いつの間にかガタが来てたみたい
ぐるぐる風を切って落っこちるよ
いつの間にか朝が来てるみたい
眠いからひとまず任せるわ
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4. |
C.C.C.
02:13
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内緒のキャンディ 魔法のクッキー
さあ出かけよう
いち、にい、さん
紅茶も添えてね
きのうはシュークリーム
おとといはふわふわパンケーキ
来週はチョコかな？
ワッフルもいいな 決められない
いつものように今日もたくさん作りすぎて
行き場のない星たちを さあ届けよう
内緒の時間、魔法のクッキー持って走りだす
いち、にい、さん 止まること無く
少し硬いのも混じってるけどきっと好きだから
待ってて 今行くよ
いつものように砂糖菓子をつまみぐい
ほら手を止め 身支度して
さあ届けよう
内緒のはなしと魔法のクッキー揃ったらパーティ
いち、にい、さん 数えきれない
少し甘すぎるのもあるけどほら好きでしょう？
召し上がれ
もうすぐ最後の一枚 魔法が解けるよ
次はどれかな？ なんでもいいよ
あしたはロールケーキ
あさってはさくさくタルトかな
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5. |
ワープワープツアー
03:58
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雲をすり抜ける光 乱反射して
街は色づき始める
ぼくの髪を梳く風がはしゃぐたびに
ほんの少し近くなる
見上げて駆け出したい いま
空色吸い込んだらまわる季節
淡い柔い期待
溶かすような青にダイヴ ありあわせのダンスホール
浅い夢みたい
まだ止めないでいて 水平線越える時まで
いつか忘れてしまうなら この瞬間も
四角い泡に閉じ込めて
気だるい午後は全部ほらスキップして
もっと深いところまで
淡い柔い期待
溶かすような青にダイヴ 風が踊るミッドナイト
浅い夢みたい
まだ醒めないでいて 月が照る波の隙間で
透き通っていたいだけだってこと 覚えてたい
ふたりの秘密のままで
咲いた光 見つけなくちゃ
淡い柔い期待
溶かすような青にダイヴ 憧れのシティライツ
浅い夢みたい
まだ消さないでいて 渦の中迎えに行くよ
心がはねること
すべてが僕を誘う
密かに息をしてるから
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6. |
神様に似ている
04:09
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凍てついた 部屋の隅 黒い火が 忍ぶよるべ
寂しげに 俯いた 君の手は 僕を拾い抱え
見せかけだけのポーズはいらない
合わせて揺れるだけ
寂しいだけのロマンスはいらない
おへそのまえで回って欲しい
きっと神様に似ている 月の灯の中
ずっと一緒だよ 僕には君の顔が見える
何気なく 余所見した 君の目は 移ろう光を見た
長い冬が来て それもすぐ終わって
春が来たらもう会えない気がした
きっと神様に似ている 次の日の朝
ずっと一緒だよ 僕には君の声が響く
きっと神様に似ている いつの日もまた
ずっと一緒だよ 僕はもう君の全てになる
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ピクトニカ Japan
ピクトニカ / pictonica
みみこ (Vo/Samp.)
きしり (Vo/Gt.)
もへ (Ba.)
みずうち (Dr.)
なんだかたのしいかんじのツインボーカルポップバンド
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